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不動産投資

2018.3.20

不動産投資ローンにおける金利の復習。単利と複利の違いとは

不動産投資ローンは投資家にとって大きな武器となります。レバレッジを効かせて大きな投資を行う場合などは、必要不可欠とさえ言えるでしょう。ただ、金融機関の融資に当たっては、十分に知っておかないと、事業の破綻にまで及ぶ要因もあります。ですから、金利の理解は、事業の推進上、非常に大切になるのです。

利子について

金融機関を利用するならば、利子を支払わなくてはなりません。利息は金利で決まります。

不動産投資ローンの金利

金融機関の窓口などに行くと、住宅ローンの広告を見つけるかと思います。その広告には金利について大きく書かれていますが、その数字の意味を知ることは、ローンを利用する上で非常に重要になります。

一般に銀行は事業に対して融資を行い、融資の利子で銀行としての事業を続けていますが、金利は利子を決める重要な数字になります。

これは不動産投資ローンの場合も同じで、銀行に支払う利子は、金利によって決まります。ですから、金利の意味を知ることは、事業を計画する上でも、非常に重要となるのです。

単利と複利

金利には単利と複利があります。この違いは、簡単に言うと利子の計算の方法が違う点にあります。

まず、単利ですが、これは元本に対してのみ利息が付く計算になります。例えば元本の1割の利子が付くとすれば、最初に利子が付く時には元本の1割が付き、次の時はまた元本の1割が付くと言った形です。

その一方の複利ですが、これは付いた利子に更に利子が付く計算になります。例えば、1割の利子が複利で付く場合は、最初の時には元本に対して1割の利子が付きますが、次の時には、元本と前の時に付いた利子に対して1割の利子が付きます。つまり、最初の利子で元本の1.1倍になりますが、次の時には、その1.1倍に対して1割付く形になります。

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計算例を見れば金利は分かりやすい

ローンを利用する上で金利をイメージすることは重要です。そこで、ここでは単利と複利の計算例を挙げてみます。

単利の計算

単利は元本に利子が付きます。単利は定期預金などにも適用されています。

さて、単利の計算例ですが、金利を3%で5年で付く利子について計算すると、次の通りになります。

1年目・・・1.03

2年目・・・1.06

3年目・・・1.09

4年目・・・1.12

5年目・・・1.15

この様に、単利の場合は正比例になります。

複利の計算

複利の計算は少し手間が掛かります。複利の場合は、付いた利子に更に利子が付く形になるからです。

複利についても金利3%で5年間の計算をしてみます。

1年目・・・1.03

2年目・・・1.061

3年目・・・1.093

4年目・・・1.126

5年目・・・1.159

この様に、期間をおけばおくほど、利子が高くなっていることが分かります。

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グラフを考えると金利は分かりやすい

実は金利は関数になっていて、グラフに表すことが可能です。そして、利子の変動を見ると、単利と複利の間に大きな違いがあることが分かります。

単利のグラフと複利のグラフ

単利は正比例になりますので、グラフは右肩上がりの「直線」となります。その一方で、複利のグラフは右肩上がりの「曲線」となり、期間が長ければ長いほど、上がり方が大きくなって行きます。

グラフの意味を読み取る

このグラフを読む上で重要になるのが、グラフの傾き具合になります。傾き具合が大きければ大きいほど支払い金額が多くなることを示すからです。そして、これは特に複利の場合に注意が必要になります。複利は期間が長ければ長いほど、グラフの傾きが大きくなり、支払う利子の額が多くなるからです。

自己資金の意義について

例えば住宅ローンの場合だと、自己資金が必要とも言われます。不動産投資ローンの場合においても、自己資金の有無が問われる場合もあります。自己資金の意味について考えてみます。

自己資金の意義について

自己資金に余裕があれば、ローンの元本を減らすことが出来ますので、ローン返済に余裕が出て来ます。そして、複利の場合に如実に現れます。

複利は確かに期間が長ければ利子の額が多くなりますが、自己資金を増やして元本を減らせば、利子の掛かり方が小さくなり、それだけ増え方も緩やかになります。

自己資金はアクシデント発生時のために取っておきたい所ですが、ローンに余裕が欲しい時は、最初に入れておきましょう。

不動産投資ローンの繰上げ返済は?

ローンの返済で便利なのが繰上げ返済です。繰上げ返済は住宅ローンでは非常に簡単に利用することが出来て、利子を減らす上でも有効です。

ところで、不動産投資ローンの場合には、繰上げ返済は住宅ローンほど簡単には応じてもらえません。不動産投資ローンの場合は、手数料が発生したり、条件によっては応じてくれない場合もあります。

金融機関選択の重要性

不動産投資ローンは金利での判断もありますが、金利以外の条件も同時に考えたいものです。ローンの返済も方法によっては、金融機関も対応を渋る場合があります。ローンの返済の条件なども考えた上で、金融機関を決めたいものです。

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