MENU

不動産投資に関する情報メディア

面白い不動産

2017.8.1

一棟貸し宿泊施設「藏や」。圧倒的な差別化でユーザーの満足度を・・・

京都の古い町並みは、日本はもとより海外のメディアに取り上げられるほどの、日本の貴重な「遺産」です。

ところで、多くの人が憧れるこの歴史の街は、観光として見ることは出来ても、街の内側に溶け込むことは、敷居が高く感じる人も多いと思います。

 

ところで、京都にある「藏や」は、建物一棟貸しで旅行客に提供される、少し変わった形態の宿泊施設です。ホテルと言う感じよりも、京都の別荘の感覚で宿泊できる、新しい感覚の宿です。「藏や」の宿は、利用客に京都の街を見せるだけでなく、京都の歴史までをも感じさせることでしょう。

 

京都の一棟貸しの宿泊施設「藏や」をどうぞ


京町家一棟貸し宿泊施設「藏や」は、京都にある一日一組限定の貸し切り宿です。築約100年の京の町家を楽しめます。宿泊施設「藏や」は、町家の姿をそのままに、内装をフルリノベーションして、快適に利用が出来る様になっています。「藏や」の宿は、京都駅を中心に7か所あります。それぞれが歴史を重ねて来た建物です。

 

一棟貸し宿泊施設「藏や」は非常に情緒豊かです。庭を眺める浴室、好みに合わせて料理が出来るようなキッチンや調理具を備えています。また、冬の寒さのためには、床暖房を設置してあります。古い時代の情緒豊かな部分と、現代の快適性の融合とも言えるでしょう。

 

ただ、やはり「藏や」の建物は非常に古い物なので、そこには歴史があります。100年前から人々の生活を守って来た「家」は、やはりキズがあり、色も、もしかしたら褪せているものもあるかも知れません。けれども、そう言ったキズや色褪せは、「人の生活を守って来た跡」とも言えるでしょう。そして、それこそが「歴史」の部分です。

 

日本の文化も味わえる一棟貸し宿泊施設


一棟貸し宿泊施設「藏や」は京町家の雰囲気を伝えるだけでなく、日本の「文化」も伝えます。「藏や」では文化体験として、生け花、着物、茶道を体験することが出来ます。


これらの文化体験は、教室に行って体験することも出来れば、講師に「藏や」に来てもらって体験することも出来ます。これらの体験は、外国人の旅行客のために、英語での説明も出来るようになっています。

 

こう言った文化体験は、日本人にとっても非常に貴重な体験となり得ます。私たちは生活の快適性を望むあまりに、日本の伝統や文化を忘れがちでありますが、歴史を知り、昔の人を知る上でも、こう言った文化体験は貴重です。

 

また、この文化体験を英語での説明がされている点は、非常に意義深いところでもあります。と言うのも、海外からの旅行客に、日本の伝統文化を知ってもらう良い機会ともなるからです。そして、この体験を通して、日本を好きになる外国人が増えることでしょう。日本人として嬉しいことです。

 

「藏や」のチェックインなど


「藏や」は一棟貸しの旅館のため、スタッフは常駐していません。ですから、利用の際は京都駅前のi-Sateliteでチェックインをして、そして宿に入る形になります。尚、「藏や」の宿は京都駅の周囲に点在するため、移動に少し時間が必要かも知れませんが、急ぐのでは無く、京都の街並みを眺める機会と割り切った方が、楽しめそうです。

 

一棟貸しの宿泊施設のビジネス


「藏や」は建物一棟を貸して宿泊施設として提供してくれます。そして、「藏や」は京都市内に展開していて、これからも宿を増やしていくことと思われます。

これを「ビジネス」の面から見て行くと、「藏や」の例は、非常に斬新な試みであると思われます。

 

ソフト的な「味わい」の面


以前の観光旅館やホテルは、フロントでチェックインし、同じ建物の宿泊室で旅行者は休んだものでした。ホテル内はスタッフが常駐し、美味しい食事と快適なサービスを楽しんだものでした。

 

これは確かにレベルの非常に高いサービスで溢れていて、非常に喜ばしい物ではあります。しかし惜しい点が一つあります。「ワンパターン」な点です。旅行客の動きは、フロントでチェックインをして、宿泊、そしてフロントでチェックアウト、と言った形式になってしまいます。

 

従来とは異なったチェックイン方法

一方で、「藏や」の形式は少し違います。第一にチェックインをするi-Sateliteと、宿が結構離れています。ですから歩く必要が出てきます、そしてこの「移動」がそのまま「京都を味わう散歩」になります。

 

そして、この「散歩」さえも「観光の一環」と位置付けることも可能です。「藏や」での宿泊は、宿の風情を楽しむだけで無く、街の風情も楽しめる点もサービスとして数えられるのです。

 

ハード的な「設備」の面


「藏や」は京都に宿をいくつも持っています。そして、それぞれ古民家をリノベーションして再生させ、それぞれを独立させて管理しています。つまりは一棟ごとに電気やガス、水道などのインフラを独立させている点が特徴です。

 

これを普通のホテルで考えると、電気、ガス、水道などのインフラは集中的に管理されています。ですから、何らかのメンテナンスが必要になったりすれば、全館レベルでの点検も必要になり得ます。この点検の時間と費用が非常に高くつくのは、想像に難しくはありません。

 

ところが、「藏や」の場合、宿が分散しているので、どこかの宿の電気系統が故障したとしても、他の宿には影響がありません。ですから、そう言ったアクシデントで受ける被害は全体から見ると、軽微になると思われます。これは経営から見ると設備管理における「強味」にもなります。

 

「藏や」のビジネス例は、他のホテルなどから見れば、まだまだ新参者なのかも知れませんが、ソフトとしては京都の街並みを味方にし、ハード的にはインフラを省力化することで新機軸を打ち出すかも知れません。楽しみです。

 

歴史を重ねた「家」のよみがえり


「藏や」は約100年前の古民家にリノベーションを施して再生させた宿です。そして、このリノベーション手法も非常に高いレベルです。

 

ところで、「藏や」の宿には空き家だったものが多くあります。これは放置しておけば老朽化が進み、解体が必要になっていた物です。これは言い方を変えると、「歴史的建造物の解体」とでも言えると思います。これが解体されずに、現代的に再生することは素晴らしいことです。「藏や」は京都の宿ですが、他の地域でも古い建物を利用する手段は色々あるはずです。今後の動向に期待しましょう。

 

  • Share SMIVE
  • Twitter
  • Facebook
  • Google+
  • bookmark
  • SNS

  • Twitter
  • Facebook