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2017.8.9

音楽と演劇を楽しめ、異空間を創出したカフェ・モンタージュ@京都

京都のちょうど真ん中辺り、京都御苑の近くに住宅街と商店が点在する夷川通り。その通りに面した半地下のガラス戸をくぐると「Cafe Montage(カフェ・モンタージュ)」があります。

まさかここにカフェが、という立地に初めて来る人はきっと驚くことでしょう。夷川通りは家具屋さんが多くある場所ですが、ここカフェ・モンタージュも、もともとは家具屋の店舗があった場所でした。

 

京都の異空間で室内楽や演劇を楽しむ@カフェ・モンタージュ

カフェとしての機能も充実

カフェ・モンタージュは日常はカフェとして機能しています。しかしこのお店はある日突然に小劇場へと変貌を遂げます。演奏家や演者が舞台に立ち、カフェのお客さんはその聞き手へと変わるのです。

 

ある日は照明が落とされ演奏家に光が当たり、緊張感に包まれたなか、音が鳴り出します。目の前で繰り広げられる音の会話に聞き手は耳を澄まし、濃密な1時間ほどの演奏を食い入る様に聞いています。

 

またある日は言葉を操る演者に、一言も聞きもらすまいとそのパフォーマンスに釘づけになります。そんな刺激的な場所をカフェ・モンタージュは作り出しているのです。

 

そして全ての公演はオーナーみずからが演奏者に演奏依頼を行う主催公演ばかりです。

 

 

店内のご紹介

出展:http://laplus-inc.co.jp/tabisuru/post/1646

出展:http://laplus-inc.co.jp/tabisuru/post/1646

お店の中に入ってみます。通りから中の様子は少し見えにくいですが、入口のガラス戸をくぐると、中には10段ほどの階段があります。そこを降りていくと店内のフロアです。大小さまざまな丸テーブルと椅子があり、右手にはカウンターがあります。またソファ席にはアンティークのフロアランプが置かれ、秘密めいた雰囲気を醸し出しています。

そして何と言っても目を引くのは、店内一番奥の真ん中に設置されたグランドピアノとチェンバロです。白い壁を背にして置かれたグランドピアノは100年ほど前に作られたスタインウェイです。オーナーみずからの手で調整と調律を施し、再びよみがえったピアノです。クラシカルなデザインの美しいピアノは、そこにあるだけで音楽が聞こえてくるかのようです。

 

グランドピアノの隣には簡素なデザインのイタリア製の一段チェンバロが置かれています。木製のシンプルな色がカフェの雰囲気にぴったりと合っています。

 

店内には他にも古い蓄音機や数々のレコード、アンティークの調度品が置かれてクラシカルな雰囲気に包まれています。

 

 

カフェ・モンタージュ公演の様子

出展:https://twitter.com/CafeMontage/status/840831053497417728

公演が行われる日のカフェ・モンタージュは、客席が作られ、入口の大階段も眺めの良い客席へと変貌を遂げます。平日夜の公演は20時から、日曜日は15時からとなっており、いずれも1時間前後の公演です。一度に入れる客数は40人ほどで、演奏者との境界はなく、同じ目の高さでパフォーマンスが行われます。

 

たまに入口のガラス戸越しに通りを走る車の音や、雨の音なども聞こえてくることがありますが、それもまたその日ならではの音楽と解釈しています。

 

出演する演奏者は関西を中心に活動する演奏家や、時には首都圏在住の演奏家も駆けつけます。いずれも一流の演奏家ばかりで、ホールではなくこのサロンでの演奏に共感を感じて出演しています。演奏後にはドリンクサービスがふるまわれ、今聞いたばかりの音楽の感動を分かち合うことができます。また出演者と観客との交流も持たれており、また次の公演への期待が高まっていくのです。

 

演目は主にクラシックの室内楽が中心です。時代や楽器編成にこだわることはなく、バロックから現代音楽まで幅広くプログラムが組まれています。時には弦楽器1本だけの無伴奏曲に聞き入る1時間であったり、時には華やかな声楽曲が響いたり、と自由自在な演目が組まれています。

 

 

カフェの日の様子は@カフェ・モンタージュ?!

公演が無い日のカフェ・モンタージュは文字通りのカフェとなります。ブレンドコーヒー、マリアージュフレールの紅茶、そして洋菓子作家のNowheremanのお菓子が提供されています。

 

こだわりの空間でこだわったお菓子と飲み物をいただく。まさに心からの贅沢だと言えるでしょう。もちろんBGMにはクラシックが流れています。

 

そしてこのカフェの日にも特別なことが起きます。不定期ですが突然音楽が鳴り響き、次の公演の準備のために演奏家たちがリハーサルを始めるのです。

 

これはリハーサル・カフェと名付けており、ここカフェ・モンタージュならではの光景です。リハーサル・カフェでは演奏家たちの音楽を作り上げる行程や、意思や表現を確認するための会話を真近に見ることができます。そのリハーサルを見た上での本公演は、またさらに素晴らしく感じることができるでしょう。

 

リハーサル・カフェの予定はお店のスケジュールにも公開されているので、ぜひ訪れてみることをおすすめします。

 

 

カフェ・モンタージュと芸術との関係

現在の日本の芸術を取り巻く環境はとても厳しいものです。大きなホールでの演奏会や派手な演出をするために作られた演劇用のホール。来日する海外の演奏家の公演チケットは大変に高額で、一部の人にしか入手することが叶いません。カフェ・モンタージュはもっと日常の中に芸術が同居できるように、食事に行くのを同じ感覚で気軽に音楽や演劇を楽しめるように、そんな願いを込めてオープンしました。

 

カフェ・モンタージュで聞いた演奏家がまた大きなホールの舞台に立つのを見つけて、その公演にも足を運んでいただき、そしてまた日常の中にあるこのカフェ・モンタージュでの音楽を楽しみしていただけることを願ってやみません。

 

どうぞ一度カフェ・モンタージュにお越しください。

 

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